やはりマスコミが信頼されないワケ、堀江候補講演会場で

「こっちだって仕事で来ているんだから」「このままじゃ、亀井さんの顔が載っちゃうよ」。会場内に入れさせてもらえず、マスコミ用スペースを用意されないことに苛立つカメラマンは不満を選対スタッフにぶつけた。 その後、選対スタッフの責任者も説得に乗り出し、最後はマスコミ関係者が1階ロビーに集められ、有権者が入れなくて外で待っているため、前言撤回でマスコミの皆さんには退場をお願いすることを伝えた。マスコミを軽視しているわけではないことを強調するものの、中の様子を撮ることを断念したテレビカメラは渋々退場。すると、とんでもない戦略に打って出る。 入場制限のため、外で待たされ苛立つ有権者らにカメラを向け、堀江候補の不満を引き出すインタビューを撮り始めたのだ。マスコミを軽視したら、こういうことになるんだ、と見せ付けるかのようだった。なんと傲慢(ごうまん)な行動だろう。「第四の権力」と言われるマスコミのプライドが傷つけられたからだろうか。